残価設定でも基本は通常のローンの解約と同じ

サブタイトルに「むずかしく考えないで!」と書いていますが、まさにそのとおりで残価設定型のローンであっても基本は通常のローンと全く同じで、たいていの車買取店で何の問題もなくローン途中の車を売却することができます。

手続き面でも自分でやることはほとんどなく、車買取店が行う残債の立替払いと所有権移転の手続きにより残価設定ローンが解約されることになります。

通常のローンの場合、車買取店は査定価格からローンの残債を差し引いた形で車を買い取りますが、残価設定ローンの場合も全く同じことで車買取店がローンの清算、所有権移転の手続きを無料サービスで行ってくれます。

車の査定額をもとにした一時立替によるローンの清算、ローン会社から顧客への車の所有権移転手続きが、車買取専門店ならほとんどの業者で普通のサービスになっているのです。

ただ一つだけ通常のローンと違う点は、残価設定ローンの方が通常のローンよりもローン残債が大きくなり勝ちだという点でしょう。

例えば、5年ローンの300万円の車を新車から2年目で売る場合のローン残債を見てみましょう。
(分かりやすくするため、頭金は無しで全額ローンにした場合を想定してみました。)

<ローンの種類><1年目返済額><2年目返済額><3年目返済額><4年目返済額><5年目返済額><2年目のローン残>

 通常のローン   60万円     60万円    60万円    60万円     60万円     180万円

 残価設定ローン  40万円     40万円    40万円    40万円     ※140万円    220万円

                                        (※140万円 ・・・ 残価相当額)

残価設定ローンは残価分を最終回に一括して返済する形になっているため、ローンの期間が同じであればどうしても中途解約の時のローン残額が通常のローンよりも大きくなってしまいがちです。

そこで残価設定ローンを中途解約するときの最大のポイントは、

通常ローンの場合より大きくなるローン残額をいかにして車の査定金額でカバーするか

ということになります。

■ローン清算のための現金持ち出しをしたくないなら

ローン途中の車を車買取店で売却する時に、もし車の査定額がローン残額より低くなったら差額の現金を一時立て替えした車買取店に支払わなければなりません。

これは通常のローンでも残価設定ローンでも同じことです。

でも上で触れたように、そのようになるリスクはローン残額が多くなる残価設定型の方が大きいということになります。

車の査定額が同じでも、通常のローンなら立替額を埋めて余った現金を車買取店から受け取り、残価設定ローンなら立替額に不足する現金を車買取店に支払うといったことにな懸念もあるのです。

ローンの解約でこのような現金持ち出しはしたくない、あるいは車の状態で持ち出しは仕方ないかも知れないが出来るだけ少ない金額にしたいと思うのであれば、やることは一つです。

残価設定ローンの車を出来るだけ多くの車買取店に査定してもらい、業者同士の競争によって査定額をアップしてもらうのです。

■競わせれば競わせるほど車の査定は高くなる

車買取店は車買取のプロです。

車を少しでも安く買い取るプロフェショナルが提示する「言い値」(査定額)を私たち一般人が1対1で掛け合って吊り上げようとしても、それは至難の業です。

ローンが無い車でもそうなのに、ましてや足元を見られがちなローン残の車なら更にハードルは高くなることでしょう。

このような車買取店に我々素人が「言い値」でなく「限界の額」を出してもらうには、車買取店同士に競争してもらうしか方法がありません。

同業のライバルが居て初めて、車買取店の姿勢は「○○万円で買い取ってあげる」から「他社より1万円でも高くしないと買い取れない」に豹変し、適正マージン確保ぎりぎりをにらんだ業者間の競争になるのです。

まだ一括査定というものを知らなかった頃、4軒ほど車買取店を廻って25万円から40万円まで査定額が上がりこれくらいが限度かなと思ったのですが、時間もあるしダメ元でもう3軒廻ったら、1軒ごとに1万円ずつ更に値が上がり最終的には43万円で古い車を売却できたことがありました。

まさに後出しじゃんけんの世界で、最初の1店だけでほかの車買取店を廻っていなかったら25万円以上の査定額は不可能だったと思います。

このように、残価設定ローンの解約のために少しでも車を高額で売りたいなら1店だけでの交渉では絶対ダメで、できるだけ多くの車買取店に査定してもらい業者間で査定額の競争をしてもらうしかありません。

幸い今では「車一括査定」という大変便利な無料サービスがあり、買取店を自分で何軒も廻ることもなく自宅で多くの業者に無料出張査定をしてもらえるようになっています。

一括査定を一つ申し込めば大体5~6社から出張査定の電話が入ると思いますが、不足だったらまた別の一括査定を申し込んで査定する業者を増やすことも出来ます。

「残価設定を解約してまで・・」等と足元を見られるのを防ぐためにも、少なくとも一つは試してみたいところです。

査定する車買取店が多ければ多いほど競争によって査定額は高額になるはずです。

まずは次の3つの【無料】一括見積りサービスのうちの一つを試してみれば良いでしょう。

どれも利用者が多く評判も確かな【無料】一括見積りですが、始めの一つ目としては「かんたん査定ガイド」か「ズバット車買取比較」が良いと思います。

     ■かんたん車査定ガイド
      入力は1分以内。申込み直後に取引実績に基づく概算価格がわかるのも便利です。
                         詳細はコチラ こちら かんたん車査定ガイド

     ■ズバット車買取比較
      大手を含む100社以上から厳選された8社に一括で査定依頼することができます。
                         詳細はコチラ こちら ズバット車買取比較

     ■カーセンサー.net
      電話でなくメールでの査定額通知を選べます。買取り業者の指定が可能。
                         詳細はコチラ こちら カーセンサー.net簡単ネット査定

      ※複数利用する場合は、重複を避けるための業者指定が可能なカーセンサー.netを後にするのがコツです。


■車の所有権を自分のものにするのが売却の時の基本

自動車ローンといっても様々な種類がありますが、

まずは、銀行の自動車ローンなど車がローンの担保になっていないローンの場合。

これは車の車検証の「所有者」欄がオーナー、つまりあなた自身の名義になっていることで確かめることができます。

この場合はあなたがその車の所有者ですから、自動車ローンの途中でも売却であろうが譲渡であろうが自分の意思で自由に行うことができます。

問題は、ローンが完了するまで車が担保の形となって所有権が留保されている場合です。

これは、車検証の「所有者」の欄がローン会社等の名義になっていることで確認できます。

この場合は、車の所有権があなたにはないのですから、勝手に売却したりすることはできません。

ローンが完了して初めてあなたに所有権が移り、自分の車になるというわけです。

さて、このようなローン途中の車を売りたいときはどうすればいいのでしょうか。

簡単に言えば、ローンの残額を一括して完済して車の所有権を自分のものにすれば、売却するということになります。

しかし、「ローンの一括返済」と簡単に言ったものの、現実にはローン残額が大きかったりすると、そのための現金の準備などそう簡単にいく話ではありません。

■車買取業者がローン清算のための現金を立て替えてくれる

現金でローンを一括返済できなければ、ローン途中の車を売却することは無理なのでしょうか。

ここで本題の話になりますが、実は現金の準備が無くても割合簡単に売却することのできるいい方法があるのです。

それは、車買取専門店で車を査定・売却することです。

大抵の車買取業者は、ローン途中の車でも円滑に買取りすることができるよう、ローン清算金の一時立替え、所有権移転手続きの無料代行のサービスを行っています。

つまり、例えばローン残額90万円のあなたの車を査定して100万円の買取額になったとすると、車買取業者は100万円のうちの90万円を一時的に立替えてローンを完済し所有権を移転します。

そして、あなたの所有となった車を100万円で買い取り、立て替えた90万円を差し引いた10万円をあなたに渡すという形になります。

もちろんのこの例は査定が好調だった場合の例であり、査定額が90万円であればチャラになり、査定額が80万円だとすると10万円の現金持ち出しになります。

たとえ現金持ち出しになったとしても、自分で一括返済の現金を準備するよりは遥かに楽だということになります。

■ポイントはできるだけ高い査定額を目指すこと

上のような例をみると、ローン途中の車を売るときの最大のポイントはいかに車の査定を高くできるかということだと分ります。

同じような取扱はディーラー下取りの場合でもあるのかもしれませんが、ディーラー下取りの致命的なデメリットは査定額が車買取業者よりかなり低くなってしまうことです。

手もとに戻る現金をできるだけ確保するため、あるいは現金持ち出しをできるだけ少なくするため、ローン途中の車を売る場合はともかく高額査定を狙うというのが最大のコツなのです。

具体的には、車買取業者1社だけでなく複数の買取業者に査定してもらい、競争により査定額を吊り上げるということになります。

そして、これにおあつらえ向きの無料査定が「車一括査定」というネットから申込みできるサービスです。

一度の入力で最大10社など、多くの車買取点に査定依頼することのできるサービスで、これによって少なくとも4~5社の車買取業者に査定してもらえると思います。

自宅への出張査定はもちろん無料であり、各社に「一番高い所に売却する」と伝えて競争してもらうのです。

稀にローン返済の立替えをしていない業者があるかもしれませんが、そんな業者は最初から脱落です。

各社の査定額が出揃ったら、最も高い所と売却の契約に進むという流れになります。

車を売るときはローンが無くてもできるだけ高く売りたいというのが人情ですが、ローンが残っている場合は現金に直結しているだけに、普通より一層気合を入れて高額査定を狙っていけば良い結果が期待できると思います。

ローンが残っているというハンデが、逆に「高く売るぞ」というモチベーションにつながるのではないでしょうか。

もっとたくさんの業者に査定してもらい徹底して高額を目指したいというのであれば、一括査定サービスを2つとか3つ利用してもいいでしょう。

ネットなんかでは、10社以上の車買取店に同時に査定してもらい、入札(名詞の裏に査定額を書いて出してもらう)によって最高額のところに売却したというような体験談も見ることができますよ。

ご健闘を祈ります。

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